もう手放せない!Gemini の NotebookLM、Deep Research、Canvas で思考を加速(Google Cloud Next Tokyo '25セッションレポート)

記事タイトルとURLをコピーする

Google Cloud Next Tokyo '25 の「Next Tokyo イベントアンバサダー」に選出いただきました G-gen の堂原です。当記事は、Google Cloud Next '25 Tokyo の2日目に行われた ブレイクアウトセッション「もう手放せない!Gemini の NotebookLM、Deep Research、Canvas で思考を加速」 のレポートです。

他の Google Cloud Next Tokyo '25 の関連記事は Google Cloud Next Tokyo '25 カテゴリの記事一覧からご覧いただけます。

セッションの概要

本セッションでは、 Google の AI ツールである Deep ResearchNotebookLM 及び Canvas の活用方法と、株式会社 AbemaTV 社での実際の活用例について紹介されました。

思考を変革する、新しい情報活用ワークフロー

概要

前半パートでは、Google Cloud 社の服部氏より、Deep Research、NotebookLM 及び Canvas を活用した新しい情報活用ワークフローが紹介されました。

業務において情報を活用するための大きなフローである

  1. 情報の収集
  2. 集約・整理・分析
  3. アウトプット

それぞれのフェーズにおける、Deep Research、NotebookLM、Canvas の有用性が紹介されました。

Deep Research

Deep Research は、以下のような情報収集における必要なフローを数分で完結させることができます。

Deep Research は与えられたプロンプトをただ文字通りに検索するのではなく、その目的を理解し、調査を複数のステップに落とし込みます。そして最大 100 種類のウェブサイトを自動的に検索し、得られたデータを統合し、整合性が取れるように適宜修正します。調査結果は最終的に引用元へのリンクを含んだレポートとして出力されます。

NotebookLM

NotebookLM では、議事録等といった社内データや Deep Research が出力したレポートなどの情報の集約・整理・分析をすることができます。

NotebookLM は Google Docs や Google Slide、YouTube、PDF 等といった複数のデータ形式に対応しています。また、全ての回答には適切な引用元へのリンクが付いているため、ハルシネーションが起きにくいです。更に、音声としての出力も可能という特徴も持っています。

Canvas

Canvas は与えられた情報の整理を行いアウトプットとします。文章としてのアウトプットはもちろん、HTML・CSV・JavaScript によるページを作成することも可能です。

AbemaTV のユースケースご紹介

概要

後半パートでは、AbemaTV 社の上田氏より、AbemaTV 社における Google の生成 AI ツールの具体的な活用例が紹介されました。

AbemaTV 社では、文章作成や調査業務、社内データ活用といった業務において Gemini が活用されています。

文章作成

文章作成においては、メールや議事録、企画の提案資料などといった様々な文章作成を Gemini が支援しています。Gemini は資料のたたき台を瞬時に作成し、メール作成や要約・議事録作成を大幅に効率化します。また企画創案のアイデア出しも支援してくれます。

具体例として、Gmail でのメール作成支援や Gem をプレゼンテーション作成アドバイザーとして活用しているケースが紹介されました。

Gmail でのメール作成支援

Gem による、プレゼンテーション作成アドバイザー

調査業務

調査業務においては Deep Research が活用されています。市場調査や競合分析を Gemini が代行し、膨大な情報からレポートの作成を行ってくれます。

社内データ活用

社内データ活用においては NotebookLM が用いられています。

具体例として、社員の自己紹介スライドをデータソースとしたオンボーディング用 NotebookLM や、文章化されたデザインポリシーに関する FAQ システムとして NotebookLM を活用するケースが紹介されました。

オンボーディング NotebookLM

デザインポリシー NotebookLM

関連記事

blog.g-gen.co.jp

堂原 竜希(記事一覧)

クラウドソリューション部クラウドエクスプローラ課。2023年4月より、G-genにジョイン。

Google Cloud Partner Top Engineer 2023, 2024, 2025に選出 (2024年はRookie of the year、2025年はFellowにも選出)。休みの日はだいたいゲームをしているか、時々自転車で遠出をしています。