G-gen ビジネス推進部の北田です。本記事では2023年7月のアップデートに伴い、従来有償ライセンスだった AppSheet Core が Google Workspace のほぼ全てのエディションで利用できるようになったことについて紹介します。
AppSheet とは?
AppSheetはノーコードでアプリケーション開発が可能なツールです。プログラミングができない方でも簡単にアプリケーションを開発することができます。
主な特徴は、以下のとおりです。
- プログラミングの知識がなくても開発が可能
- Google Sheetsをはじめ、様々なデータベースと連携が可能
- 簡単なUXで開発が可能なため、営業が作成している企業も多く存在
AppSheet を利用することで、「そこまでお金をかけたくないけど、こういうアプリがあったら便利かも!」というニーズを満たせるかも知れません。
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従来まで
AppSheet のエディション
まず AppSheet には以下の4つのエディションがあります。エディションによって使える機能が異なり、例として Apigee や BigQuery のコネクタを使うためには Enterprise Standard 以上のプランが必要です。また、アプリケーションのパフォーマンスのためのリソースの割り当てもプランによって異なるため、用途に合わせて選択するようになっています。
- Starter
- Core
- Enterprise Standard
- Enterprise Plus
各プランの料金の詳細は以下のドキュメントをご参照ください。
参考 : Pricing
Google Workspace のエディションと AppSheet
従来では Google Workspace の Enterprise Plus と Education Plus の両エディションにのみ AppSheet Core のライセンスが含まれており、追加料金なしで Core プランの機能を使うことができていましたが、その他の Google Workspace エディションでは、AppSheet は無料の範囲内でのみの利用に制限されていました。
その制限として、公開(デプロイ)できない、10ユーザまで、Automation など主要な機能が利用できない等があり、多くの Google Workspace ユーザーがあくまで試験的に AppSheet に触れる程度に留まっていました。
今回のアップデートでの変更点
表題の通り2023年7月から、主要な Google Workspace エディションに AppSheet Core ライセンスが含まれるようになりました。
ただし「Google Workspace は利用しないが AppSheet は利用したいユーザー」は従来どおりAppSheet 単体でライセンスを購入する必要があります。
AppSheet ライセンスが含まれるようになる Google Workspace エディションは、以下の表のとおりです。
AppSheet のプランの違い
AppSheet には複数のプランがあり、今回のアップデートで利用可能になるのは Core プランです。プランごとのおおまかな違いは以下の通りです。
上位エディションになれば、よりセキュリティが強化されたり、出来ることも増えますね。
各プランの詳細は以下のドキュメントをご参照ください。
参考 : Pricing
最後に
G-genでは、 AppSheet に関するブログ記事投稿にとどまらず、ハンズオンや無料ウェビナーも開催しております。
ご興味ある方は、是非 G-gen にご相談ください!
北田 晋平 (記事一覧)
ビジネス推進部
2022年5月にG-gen にジョイン。
2013年に大手オフィス機器販売会社へ入社、複合機の販売をメインとする営業としてキャリアをスタート。クラウド業界の未来に魅力を感じ、営業としてG-genへジョイン。2023年は【GWSを極める!】を目標に、日々精進していきます。