3ヶ月前までGoogle Cloud(旧GCP)の素人だった私がGoogle Cloudの試験を遠隔(オンライン)で受験する話

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みなさんこんにちは。G-genの鈴木ことすずたつです。
私はG-genに9月にJoinして、日々優秀な技術者とともに学ばせていただいて、11月2日にProfessional Cloud Architectの試験に合格させていただきました。

※Associate Cloud Engineerに関しては10月の頭に合格させていただいたので、その話はまた別の機会にでもブログ書いてみたいと思います。

今回は、受験記ではなくいまこのコロナの時期だからこそ有効活用したい遠隔試験に関して少し話してみようと思います。

Google Cloudの遠隔試験とは?

Google Cloudでは以下にありますように、様々な試験を提供しています。

Google Cloud 認定資格

そして、その試験がなんと家から受験できてしまうのです!

現時点(2021年11月4日時点)では、日本語対応している以下のすべての試験が遠隔での受験が可能です。

Google Cloud Certified - Cloud Digital Leader (Japanese)
Google Cloud Certified - Associate Cloud Engineer (Japanese)
Google Cloud Certified - Professional Cloud Architect (Japanese)
Google Cloud Certified - Professional Cloud Developer (Japanese)
Google Cloud Certified - Professional Collaboration Engineer (Japanese)
Google Cloud Certified - Professional Data Engineer (Japanese)

コロナが落ち着いてきたとはいえ、リモートで受験できるのはとても便利ですので、ぜひ活用しましょう。

遠隔試験の要件と実際の環境

実際に公式にアナウンスされている要件は以下の通りになります。

Exam Procedures

私の場合は、あまり家も大きくないので、、、どこで受験しようかと、実は試験開始30分前まで悩み、最後の最後で変更しました(汗)

最初に受験しようとしていた環境

最初は、机の上に何も無ければよいだろう!と考え、リビングのテーブルで受けようと考えておりました。 ※簡単な環境は以下の絵を参考にしてください。

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家の間取りと受験しようとしていた場所

ただ、キッチンにはものがあったり、近くにテレビがあったりと、これはつっこまれるか??と思い、試験30分前に子供部屋を利用することを決意。(実はこの時夜の23時30分)

実際の受験環境

結果として以下の環境で受験を決意!

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最終的に受験した場所

結果からいうとこの場所で子供のおもちゃたちに見守られながら受験して事なきを得ました。それでは次より、事前準備(予約)や当日の流れを説明してゆきます。

ちなみにPCは普通のWindowsのプライベート端末に外付けカメラをセットしたものになります。

事前の予約

基本的に、予約は通常の方法と何ら代わりありません。以下のKryterionのサイトから通常通り申込みしましょう。

準備ができたら

ただ、注意なのが日時と時間です。Professional Cloud Architectは人気の試験なのか、結構受けたい日の枠が空いておらず、悩みに悩んだ末に11月2日00:00AMでの受験を決意。 みなさま、00:00AMって、真っ昼間なのか、夜中なのかすぐにわかりますか?

鈴木は実は昨年、子供の運動会が終わったあとの、お昼にマクドナルドが来るように予約してたら、夜中に来てしまった。という体験があるため一瞬で判別可能でした。(どこでどういう経験が活きるかわかりませんね)。 そう。11月2日00:00AMというのは11月1日のお仕事が終わって、夕飯食べおわって、お風呂に入ったあとの夜中です!お間違えないよう!

他にも、海外から監視だからなのか3:00AMとか、日本だと普通は寝ている時間でも受験が可能なので、予約時間は間違わないように注意しましょう。

予約が完了しましたら、以下の画面の右側にSentinelのインストール、というボタンと、生体認証用の顔写真登録。というボタンがでますので、2つとも試験前までに済ませておきましょう。

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Kryterionの画面

当日の流れ

当日は10分前になった時点で、予約画面の?の印が”受験する”というボタンに変わります。ボタンをクリックするとSentinelが自動的に立ち上がります。 ただこの時、どうやらチェックする側の方が混雑してたっぽく、数分間待つことに。

画面は「この画面を切らないでくださいね。混雑してるので最大15分待ってもらうかもしれません。」のようなメッセージが画面に表示されていました。

やっとのことで接続されると。はじめは簡単な説明があった上で、パスポート等をカメラに近づけてよく見えるように映してください。という指示があり、OKだとチャットボックスが立ち上がります。

どきどきしながら英語のゴリゴリの外人の方がへろー!とか言ってくるのかと思ったら、画面左にチャット、右側にカメラ。というウィンドウが立ち上がり、チャットボックスに「ではチェックを開始します。まずは壁四面、天井、床をカメラで映してください。各部分5秒程度静止してください」のようなメッセージが日本語で表示され、それに従って映すような形になります。

ただ、ここで注意なのが、リアルタイムですぐになにかリアクションしてくれるわけではなく、全部確認してOKだったら次の指示。のような形なので、何もリアクションが無いままで「右の壁5秒、左の壁5秒、前、後ろ、天井、足元、、、最後に自分。。。これであってるのかな?」という状況で、数秒たつと。「では次に、机の上を映してください」、「次は携帯のカメラ、もしくは手鏡をつかって、PCのディスプレイを映してください。」、「ありがとうございます!パスポート、携帯をどこかにおいてください!」と来て、(どこにおけば・・・)、と思いつつも部屋の隅っこのおもちゃたちの中へぽいっ。と。

こういった一連の流れが終わると「これでOKです!それでは試験を開始します!この時間は試験時間に含まれませんのでご安心ください!」というメッセージが表示され、試験が開始されます。 ただ、数十秒(体感的には1分くらい?)のあいだ試験開始ボタンが表示されなかったため、「え??どうやって試験開始するの???」と思ってしまいましたが、無事にボタンが出現し試験開始となりました。

あとはいつもの試験と同じで、合意の画面があって、試験があり、アンケートあり、結果。という流れで進みます。 (試験終了した時点で夜中の1時30分すぎでした・・・)

合格もそうですが、実は始めての遠隔体験だったため、30分前に場所を変えたり、バタバタしたりでなんだか日程さえ合えば行った方が良かったんじゃないかとも少し思ってしまいましたが、、、 今後のためにもいい経験ができました。

その他

眼鏡

生体認証(自分の顔写真を撮って送付)のときも、実際のときも自分の顔を送付。というのはあることはわかってたのですが、このときのインストラクションでメガネも外してくださいという説明があり、メガネを外すと0.01レベルの鈴木は撮影ボタンが見えない!という状況だったので、眼鏡くらいは許してほしいな。。。と思いました。

外付けのWebカメラ

私は幸いにもUSBの外付けのWebカメラを持っていたため、そちらを当日は利用しました。チェックリスト的には内蔵のカメラでもOKなのですが、机の下を映したり、あちこち映したりするので、内蔵だと正直厳しいのではないか。。。と思っております。

後日、Professional Collaboration Engineerを受験しました。

後日談ですが、Professional Collaboration Engineerを受験しました。(結果は別のブログで・・・) 2度目のリモート受験なので、落ち着いて、ある意味チャレンジを。と思い、以下のような環境で受験しました。

結論からいうと問題なく、試験監にいくつか指摘されましたが、手の届くところにものがないというのが条件のようです。手の届くところにいろいろあるじゃないか!というツッコミはご容赦ください。 ※試験に必要なパスポートを「そこに置いてある赤いノートを片付けなさい!と突っ込まれたときは・・・と思いましたが。。。」

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デスクまわりの写真

これから寒い時期にもなりますし、遠隔受験をうまく活用して、いいGoogle Cloudライフを送りましょう!

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Professional Cloud Architect

鈴木 達文 (記事一覧)

執行役員 COO ビジネス推進部 部長

基本、なんでも屋。主にビジネスの立ち上げや仕組みづくりが好き

日々、努力。日々、楽しむことを大事に

 

Professional Cloud Architect / Professional Workspace Administratorのみ保持していますがそろそろ失効してしまいそうな予感。