Google Cloud 認定資格の一覧を解説。全部で何個ある?難易度は?

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G-genの荒井(@arapote)です。今回はGoogle Cloudの認定資格をご紹介しようと思います。
Google Cloud を仕事で取り扱う方、興味があって調べている方向けに資格の概要をご紹介しますので、どんな資格が自分に必要か見定めて資格取得を目指していただければと思います。(かく言う私も、資格取得に向けて勉強中です!)

※ 本記事は、2022 年 4 月 22 日現在の情報となります。

Google Cloud 認定資格とは

Google Cloud 認定資格とは、Google Cloud に関する公式の認定資格でありGoogle Cloud に関する知識やスキルが評価されます。
またテクノロジーごとに資格が用意されているため、Google Cloud テクノロジーを使用した特定業務の遂行能力も評価対象となります。
そのため、資格を取得することでその分野における知識・スキルを保持していることが証明できます。

詳細はコチラの公式ドキュメントをご参照ください。

Google Cloud 認定資格を取得するメリット

メリット

Google Cloud 認定資格を取得すると、以下のようなメリットがあります。もちろん一番は自身の知識・スキル向上ですが、その他特典もたくさんあります!

  • 社内外から信頼をおかれ、重要な業務や役割を任せていただける
  • 自身の知識・スキル向上から、自信がもてるようになる
    Google Cloud 認定資格ディレクトリに登録されます(結構嬉しい)
  • 有資格者だけが参加できる Google Cloud Certified コミュニティへ参加できる
  • Google Cloud をはじめ、クラウドに関連した仕事に就きやすくなる
  • Google の限定グッズが手に入る

え、限定グッズだって?

限定グッズって、何やねん?!と思ったそこのあなた!
そう!Google Cloud 認定資格を取得すると特典として無料で限定グッズがもらえるのです。
一例として、こんなものがいただけます。時期によりグッズ内容や在庫状況などが変わるので、毎回楽しみですね!

Google Cloud 認定資格の種類

では本題のGoogle Cloud 認定資格ですが、どんなものがあるか確認してみましょう。テクノロジーごとに資格が用意されているとお話しましたが、認定資格は全部で11種類あります。

認定資格の種類に関する詳細はコチラの公式ドキュメントをご確認ください。

Foundational レベル

Cloud Digital Leader

Google Cloud に関する幅広い知識や、各種機能を理解していることを示すことができます。
推奨の実務経験期間などはありません。
Google Cloud を理解するための始めのステップとして最適な資格であり エンジニアでない方も取得を目指せる ものです。

Associate レベル

Associate Cloud Engineer

Google Cloud の基礎スキルが評価されます。 クラウドエンジニアの出発点 となる資格です。
公式ガイドには "Google Cloud での構築経験 6 か月以上を推奨" と記載されていますが、必ずしもそれを満たしていなくてもチャレンジできる資格です。

試験対策方法や、難易度など詳細は以下の記事をご参照ください。

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Professional レベル

Professional Cloud Architect

Google Cloud や関連テクノロジーに関する、設計、実装、管理に必要な高度なスキルを保持していることを示す資格です。
インフラとアプリのバランスの取れた知識 が求められます。

試験対策方法や、難易度など詳細は以下の記事をご参照ください。

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Professional Cloud Developer

Google 推奨の手法を理解して、スケーラブルで高可用な アプリケーションを開発 できるエンジニアであることを示す資格です。
クラウドネイティブなアプリ、開発者ツール、マネージドサービス、次世代データベースの使用経験が求められます。

試験対策方法や、難易度など詳細は以下の記事をご参照ください。

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Professional Data Engineer

データの収集、変換、可視化など、 データエンジニアリングに関する技能 を持つエンジニアであることを示す資格です。
データ処理システムの設計、構築、運用、セキュリティ保護、監視に加え、機械学習に関する問題も出題範囲です。

試験対策方法や、難易度など詳細は以下の記事をご参照ください。

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Professional Cloud DevOps Engineer

Google Cloud でアプリ開発を行ったり、 CI/CD パイプラインを構築したり、サービス監視・インシデント管理など、 サービスを安定稼働 させるためにはどうすればよいかといった知見が求められます。
Google の提唱する SRE (サイト・リライアビリティ・エンジニアリング) がその根底にあります。

Professional Cloud Security Engineer

Google Cloud 上で安全なインフラを設計、実装するできるエンジニアであることを示す、 セキュリティに特化 した認定資格です。
ネットワークセキュリティ、アプリケーションセキュリティ、認証認可、監査証跡等に関する知識が求められます。

試験対策方法や、難易度など詳細は以下の記事をご参照ください。

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Professional Cloud Network Engineer

Google Cloud の ネットワークアーキテクチャに関する深い知見 が求められる資格です。
Google Cloud のネットワーク系サービス、コンテナ (GKE) に関するネットワークキング、ハイブリッドクラウド、等に関する知見が求められます。

試験対策方法や、難易度など詳細は以下の記事をご参照ください。

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Professional Collaboration Engineer

Google Workspace (旧称 GSuite) の導入や運用に関する知見 を求められる認定資格です。
Active Directory と連携した認証・認可やシングルサインオンなど、企業 IT の周辺知識も求められます。

なお Professional Collaboration Engineer 試験は 2022/04/29 (金) から Professional Google Workspace Administrator に名称変更される予定です。

試験対策方法や、難易度など詳細は以下の記事をご参照ください。

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Professional Machine Learning Engineer

Google Cloud の AI/ML 系サービス を活用して、ビジネス課題を解決するための機械学習モデルの設計、構築、利用を推進できる 機械学習エンジニア であることを示す資格です。
機械学習モデルのアーキテクチャ、データパイプラインの相互作用、およびメトリックの解釈に熟達している必要があります。

ベータ版の試験

Professional Cloud Database Engineer (ベータ版)

Google Cloud における データベース系サービスの知見 を問う試験です。
アプリケーションからのデータへのアクセスユースケースに応じて適切なデータベースサービスを選定・設計し、管理・トラブルシューティングなどを行うことができることを示す資格です。

Cloud SQL 、 Firestore 、 Bigtable 、 Spanner 等に関する知見が求められると想定されます。

2022 年 4 月現在でベータ版として公開されており、英語版のみの受験が可能です。

廃止された試験

Looker LookML Developer (廃止)

Google の提供する "データプラットフォーム" ツールである Looker における開発 (LookML) に関する知見 を問う認定資格です。
当試験は 2022/04/01 をもって終了しました。

参考まで、以下の記事で、どんな試験だったのかを確認することができます。

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Looker Business Analyst (廃止)

Google の提供する "データプラットフォーム" ツールである Looker でのビジネスユースに関する知見 を問う認定資格です。
当試験は 2021/12/31 をもって終了しました。

認定資格の試験概要

次は資格試験のレギュレーションについて見てみましょう。
現在日本語で受験できる試験は6つとなります。(全資格制覇には 英語を読めることが必須 ですね…)
また受験料は$(USD)を基本としているので、為替の影響から受験時に多少費用(JPY)が変わる可能性があります。

区分 資格名 試験時間 受験料 言語 試験場所
Foundational Cloud Digital Leader 90分 $99 日本語/英語 テストセンター/オンライン試験
Associate Cloud Engineer 2時間 $125 日本語/英語/スペイン語 テストセンター/オンライン試験
Professional Cloud Architect 2時間 $200 日本語/英語 テストセンター/オンライン試験
Professional Cloud Developer 2時間 $200 日本語/英語 テストセンター/オンライン試験
Professional Data Engineer 2時間 $200 日本語/英語 テストセンター/オンライン試験
Professional Cloud DevOps Engineer 2時間 $200 英語 テストセンター/オンライン試験
Professional Cloud Security Engineer 2時間 $200 日本語/英語 テストセンター/オンライン試験
Professional Cloud Network Engineer 2時間 $200 英語 テストセンター/オンライン試験
Professional Collaboration Engineer 2時間 $200 日本語/英語 テストセンター/オンライン試験
Professional Machine Learning Engineer 2時間 $200 英語 テストセンター/オンライン試験

※ 2022年3月1日から「Cloud Security Engineer」が日本語での受験が可能になりました。 ※ 受験料は税別となります。

試験場所

昨今では、COVID-19の影響もありテストセンターでの受験にリスクも発生しています。
そのためGoogle Cloud 認定資格ではオンラインでの受験も可能となっています。オンラインでの受験については、弊社メンバーが受験記を書いていますのでそちらも参考にしていただければと思います。

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ちなみに福岡県近辺の方向けですが、テストセンターへの行き方などもあります。試験会場が中々見つけづらいようなので、参考にしていただければと思います。

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有効期限

Google Cloud 認定資格には、有効期限があります。
進歩の早いIT業界ですから、同じ資格でも取得した年度によって知識・スキルのばらつきが発生してしまう場合があります。そういったことを防ぐために、有効期限が設定され更新が必要となります。

試験の詳細で特に示されていない限り、Google Cloud のすべての認定資格は認定を受けた日から 2 年間有効です。認定資格を維持するには、再認定を受ける必要があります。認定資格が有効期限切れになる 90 日前、60 日前、30 日前に更新通知が届きます。

Google Cloud 認定資格の概要より引用

再試験

もしGoogle Cloud 認定試験に不合格となってしまったら、、、再試験ポリシーに則って再度受験することができます。
ちなみに、ざっくりと書きますと以下のインターバルが必要です。

受験回数 再受験までのインターバル
1回 2回目の再試験までに14日間のインターバルが必要
2回 3回目の再試験までに60日間のインターバルが必要
3回 4回目の再試験までに365日間のインターバルが必要

資格取得の順番

Google Cloud 認定資格では「Aの資格を取得しないと、Bの資格を取得できない」といったような資格取得の順番指定はありません。ガッツリ勉強をして、いきなり Professional から受け始めてもOKです。

必要に応じた認定資格に向けてすぐに動き出せるのは良いですね!

とはいえ、 Google Cloud の知識を順当に身につけていくためにはおすすめの順番はあります。

エンジニアの方であれば、やはり Associate Cloud Engineer 試験から始めるのがオススメ です。「 Associate Cloud Engineer → Professional Cloud Architect → その他の Professional 試験 」という順番で受験すると、順を追って Google Cloud 活用の知見が身につけられるかもしれません。

一方、手を動かすエンジニアとしてではなく 経営目線・バックオフィス目線 などで Google Cloud を捉える必要のある方は Cloud Digital Leader に挑戦 することが適切だと言えます。

荒井 雄基 (記事一覧)

クラウドソリューション部

オンプレ環境のネットワーク・サーバーシステムを主戦場としていましたが、クラウド領域にシフト。まだまだ駆け出しなので、みなさんと一緒に勉強をしていきたいです!
最近やっとAssociate Cloud Engineer を取得して、調子に乗ってる。